朝、期待と、不安とでカーテンをそっと開けると、、、
嬉しい、真っ白の世界! でも、、、、 雪かきか!

夜中もおそるおそるのぞいてはいたのですが、ここまでとは。
それにしても、土曜からいらしてたお隣の山中さんのお車がありません。
明け方5時まで、確かにあった車がない。
早朝、東京・赤坂までご出勤かと、、、脱帽です。


10時頃、森林インストラクターの杉澤さんが軽トラでシャベルを載せて来てくださいました。

「雪かき大丈夫ですか? 家のは終わったので」
「今日、そういえば、八ケ岳診療所の遠藤先生の往診で、駐車場をつくらないと、、、」

あっという間に2台分の駐車場ができました。
感謝です。


私はといえば、感謝の写真を撮るのを忘れ、
我が家の周りの雪の帽子をかぶった楽しい風景ばかり
パチリ、パチリの一日です。


  

  

          

    父の記念のモミの木も、ロバのプランターも
    ジョウロも、草の氷柱も雪の中からコンニチワ。

     



雪の夜中は幻想的ですね。
鹿が遊びそうで、待ってましたが、、、会えませんでした。


     



22日(火) 晴れ間が見えてきた雪の朝です。
今夜は松本で生放送の日。
父をショートステイに、これから数日お願いするつもりが、、、、
食事をとらず、憔悴状態。点滴を受け、明日午後帰宅の運びに。
その相談に山を降りつつ、、、八ケ岳に見ほれていました。


   

  

    



午後8時から9時半まで、「
松本宵の口Magazine」。
大岩さん、上條さん、そして手仕事屋きち兵衛さん。


     


きち兵衛さんは、本職は木彫家ですが、いつも心に残るお話。
「大人になるということは、からい食べもの、にがい食べものも食べられるようになること。だって、辛いはつらい、にがいは苦しいという字でしょう、、、」
う~ん、なるほど。



23日(水)、東京、横浜にも雪が降ったとのニュース。
原村も細かい雪が夕方まで降り続けました。
2時にもどってくる父のために、車椅子が通れるように雪かきです。


      

  


子供の時も、横浜で雪かきをした記憶がありますが、、、
全然違う雪の感触です。まさにパウダー・スノウ。
軽く軽く感じられ、私の力でも、シャベルは上がります。
楽しくなってしまう雪かきですが、通りがかりの郵便屋さんが一言。
「今の雪は箒でも掃けますが、、、これから後は重たいですよ」
重たい話をいただきました。


    


父が帰ってきました。思ったより元気! 点滴はすごいものですね~
横浜からすぐに駆けつけるわよ、という待機中のルナや糸さんに、まずお礼の電話です。


       


今夜は、鍋。それも父のファンとおっしゃる関西にお住まいの由美さんからのプレゼントです。
驚きました。郵便で、酒粕、野菜の短冊きり、切干大根、イモガラ、そして美味しい最中が届いたのです。
手紙の冒頭に 「いっしょにお鍋を囲んだつもりで、おやさいカットして送ります」
切干大根とイモガラは福島で一人住まいの84歳のお母様からのおすそ分けでした。


由美さんは雑誌にのった我が家の写真を見て、ある日、大阪から原村へ、突然訪ねてくださいました。
亡くなられたお父様が父に瓜二つだそうで、学校も父と同じ早稲田。
私の生まれた福島県浅川町のすぐ近くのご出身。
不思議なご縁を感じましたが、それ以来のお友達です。


       


酒粕と堀内家手作り味噌味がなんともいえず、、、、
身体は芯から温まり父もすっかり元気です。友情鍋のお蔭でしょうか。



24日(木)、青空です。天空では雲がめまぐるしく動いているようですが、
ここはいつも静かです。
諏訪中央病院の在宅介護が始まり、看護師さんがお二人見えました。
点滴免除。ベッドから、居間へ歩く父に、「偉いですね~」


     

  


この日、久しぶりに勝子さんが父の好物、コロッケ持参で来て下さいました。
父の見張りをお願いし、ポストまで出かけます。
家の周りの雪だけでなく、親水公園の雪も新鮮です。
ベンチもご覧の通り、雪のクッション。
八ケ岳神社も、、、白いお帽子。


  

      


この夜のお月様は、、、、満月は2日前のはずですが、、、、
暗い森の木々の間から、真ん丸い姿を見せてくれました。


     



25日(金)、日本海側の荒れ模様のニュースを聞きながら、原村は今日も見事な快晴です。雪面もキラキラ輝いています。
フロントガラスは、今朝は小紋模様です。お茶会に着たい柄。


    


父の世話をしながら、一日家の中ですが、、、
神様は粋なお客さまを
2客も寄越してくださいました。


まずはカントリーキッチンの杉本周介さん。
店じまいし、「どうしてるのかな~」の心が通じたのか、突然の来宅。
音楽家として確かな一歩を刻み始めてるようで、、、なんだか嬉しく話しがはずんでいると、
「山のABE・絵はがき通信」の安倍和夫さん・あべみつこさんの、これまた偶然の来宅。
伺えば、周ちゃんが小学校時代からのお付き合いとか。


     


カントリーキッチン店じまいは残念ですが、周ちゃんのご両親は若くして、有名ペンション「おるがん」を立ち上げ、富士見にレストランをオープン。大成功のうちに一代で店をたたむ。
なかなか出来ることではなく、あらためて感服です。
周ちゃんのご両親は元はといえばテレビ界の先輩。
下田へ引っ越されましたが、もっとお話ししたかった方です。


      


お蔭で、リングリンクホールにレギュラーミュージシャンの杉本周介さんを確保。5月、演奏をしてくれそうです。春が楽しみ!
ご期待くださいな。
周ちゃんは「おじいちゃんのために、いつでも飛んできますよ」
ピアノを弾く時と同じ優しさで帰って行きました。


          


この日、片岡珠子先生を悼む記事が新聞に載りました。
先日は野田編集長から、藤倉修一さんの訃報が携帯メールに入ったばかり。
藤倉さんはNHKをお辞めになって、初めての民放のお仕事のアシスタントを勤めさせていただきました。
いつもいつもユーモアたっぷり。
なんだか父と重なって、、、笑顔だけが心に残っています。


片岡先生は、私が小学校2年の時の日本画の師でした。
火鉢で膠を溶かし、庭の水仙、菊の花びらをよく見て、一つ一つ丁寧に描くことを、幼い私に指導してくださった。


どちらの師も、全く無知の時代にお目にかかり、、、
「もったいない」 というのはこういうことを言うのでしょう。
心からご縁を感謝しつつ、ありがとうございました。



    


26日(土) 今日も本当に気持のいい快晴です。
山があった窓ガラスは、飽きないようにか、今朝は森。


     

     



父も前の姿に戻りました。
天国のポスト」の原稿作りの間、炬燵で、のんびり居眠りです。


   


とはいえ、父一人には出来ず、ヘルパーさんを頼んで、
富士見のスーパーへ買出しに。


       


積もった雪は、踏むと、沈まず、キシッキシッ、、と音がしました。


    


あ~八ケ岳が見たかった! しばらくぶりの八ケ岳です。
青空に、気持良さそうに伸びをしてるみたい。
遠く富士山も、雲の上。
八ケ岳にも、雲が近づき、、、、明日はどう変わるのでしょうか。
また、来週!


   

        

                                    (2008.1.28 写真/小林節子)




【バックナンバー】
       第107回 原村は冷蔵庫の中にいる気分です (2008.1.21)
       第106回 冬の自然はめまぐるしく変化して (2008.1.14)
       第105回 忘れられないお正月になりました (2008.1.7)
       第104回 あけましておめでとうございます (2007.12.31)
       第103回 雪の原村からメリークリスマス! (2007.12.24)
       第102回 冬の原村生活はスリリングです (2007.12.17)
       第101回 田んぼも雪で薄化粧です (2007.12.10)
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(2007.9.24)
       
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 第86回 高原の夏が過ぎていきます (2007.8.27)
       
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第83回 高原に夏が訪れました(2007.8.6)       
       
第82回 八ヶ岳も夏姿を見せはじめました(2007.7.30)
        
第81回 八ヶ岳はまだ雲の中・・・(2007.7.23)
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第50回 61年目の平和を祝いました(2006.12.18)
       
第49回 原村は不思議なほどの暖冬です (2006.12.11)
       
第48回 初めての雪が降りました(2006.12.4)
       
第47回 母の骨折で大騒動(2006.11.27)
       
第46回 永六輔さんで始まった一週間でした(2006.11.20)
       
第45回 薪ストーブ大学を卒業しました(2006.11.13)
       
第44回 八ヶ岳が赤く染まっています(2006.11.6)
       
第43回 木々が色づきはじめました(2006.10.30)
       
第42回 秋が深まっています(2006.10.23)
        第41回 原村は実りの季節です (2006.10.16)
       
第40回 八ヶ岳が初冠雪しました (2006.10.9)
       
第39回 山では紅葉が始まりました (2006.10.2)
       
第38回 さぁ、稲刈りが始まります(2006.9.25)
       
第37回 豊穣な高原の秋の訪れです(2006.9.18)
        第36回 秋の始まりは千客万来 (2006.9.11)

       
第35回 夏に別れを告げて・・・(2006.9.4)
         第34回 秋に向けて季節が動き出しました(2006.8.28)
      
  第33回 高原はもう秋の気配です(2006.8.21)
 
        第32回 お盆がすめばもう秋風が・・・(2006.8.14)
       
第31回 原村は夏の盛りです(2006.8.7)
       
第30回 八月がいい月でありますよう (2006.7.31)
      
  第29回 朝崎郁恵さんのシマウタに感動です (2006.7.24)
      
  第28回 父が元気に白寿を迎えました (2006.7.17)
       
第27回 野菜の季節が訪れました (2006.7.10)
       
第26回 田舎暮らしは忙しい! (2006.7.3)
       
第25回 梅雨の晴れ間が続きます (2006.6.26)
         第24回 梅雨の中、初夏が近づいています (2006.6.19)
         第23回 すべてが芽吹いて 緑もいきいき (2006.6.12)
         第22回 サマーチェリーに魅せられて (2006.6.5)
         第21回 花々がいっせいに開きました! (2006.5.29)
         第20回 2006年のリングリンクホールもスタート! (2006.5.22)
         第19回 山桜はしみじみ見るもの (2006.5.15)
         第18回 原村も桜が咲き始めました! (2006.5.8)
         第17回 お蔭様で引っ越しました! (2006.5.1)
         第16回 さぁ、いよいよ原村移住週間です! (2006.4.24)
         第15回 桜の散った東京で引越し準備が進みます (2006.4.17)
         第14回 引越しも6回目ともなれば今や達人 (2006.4.10)
         第13回 さぁ、東京で原村移住の準備です (2006.4.3)
         第12回 原村も春の気配です (2006.3.27)
         第11回 すべてが動き出しました (2006.3.20)
         第10回 座禅草が咲きました (2006.3.13)
         第9回 永六輔さんが補導された!? (2006.3.6)
         第8回 自然は芸術家! (2006.2.27)
         第7回 原村は春に向かいはじめました (2006.2.20)
         第6回 原村にトロッコが走っていた頃・・・ (2006.2.13)
         第5回 雲龍さんの笛で迎えた立春 (2006.2.6)
         第4回 寒いほうが知恵がはたらく? (2006.1.30)
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第108回 雪かきが日課の毎日です

小林 節子


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