
さわやかな週のスタートです。晴れ間がつづき、気持の良い月曜日。5月ホールで個展を開いてくださる予定の版画家あべみつこさんがリンゴを持ってお訪ねくださいました。
「お父様と絵を描きたいんです!
私の個展に飾らせてくださいね」
驚きました。父が、何年ぶりでしょう!
素直にクレパスと色鉛筆を持って、無心に書き始めました。

あべさんは横浜と原村の家を行き来しながら、ご主人と24年間毎月友人たちに送り続けてるガリ版刷りの「絵はがき通信」を本にまとめられた方です。あべさんが家にいらっしゃると、、、いつもさわやかな風が吹きます。帰られた後も、父はリンゴを描き続けていました。100歳の集中力を久しぶりに見ました。

13日(火)にはまたまたお客様が。まずはペンクリエイティブの今田さんと松見さん。私の古巣フジテレビの後輩たちへ、60歳以後の生き方提案セミナー用のVTR協力を依頼され、その打ち合わせでした。いろいろお話に華が咲いていましたら、、、またまた珍客。

フジテレビの後輩で今、軽井沢で奥様と素敵なレストランを開いておられる松村さんが、女優の島田陽子さん達を伴われ訪問。夕方5時までたっぷり話はつづきますが、リンクがリングして、、、皆友達みたいになってお別れです。父も国際女優、島田陽子さんとツウーショット。なんと幸せな日だったことでしょう。母に内緒は、武士の情。


14日、ヴァレンタインデイは久しぶりに激しい雨が降りました。この日は、母の退院に向けて、諏訪中央病院リハビリ担当の石澤先生、相談員の松田さん、ケアマネ・夜久さんが我が家の点検に来てくださいました。車椅子の生活が始まるであろう母のために、我が家はどこを直して待てばよいのか、、、具体的な話が飛び交い、工事予定も決まりました。母を迎える準備スタートです。


15日(木)から東京へ仕事、同期会、打ち合わせ、、、激動の週末が始まりました。まずは、同期会。私の母校は来年創立150周年を迎えます。この記念の年に、私達の期が10年に一度の同窓会の幹事年に当たってしまいました。この準備会がこの日スタート! 還暦迎えた元少年少女は、なんだか楽しく語らい、応援歌を歌い、春の夜は更けました。宴は終わり、夜中2時の仕事の為に、私は千葉幕張のホテルへ飛び込み、仮眠です。

翌日16日、ホテルの庭に桜を見つけました。満開です。目を疑いましたが、伊豆の「河津桜」でした。2週間早い開花だそうです。千葉は暖かいんですね~
この日の宿泊は、二十年間生放送のため通い続けた。虎ノ門神谷町近くのホテルへ。2年ぶりの神谷町ですが、いつもランチに通った中華そば屋さんで一人広東麺。なつかしくも同じ味に出会いました。
変わったことと言えば、虎ノ門交番の前に女性専門のコンビニを見つけました。東京、それも虎ノ門ならではの店にしばし感心しつつ、、、なんだか一人買い物をする夜更けのOLは同性ながら、、、哀しい都会の生活を垣間見た思いです。余計なお世話か、考えすぎでしょうか、、、、

都会の朝の空にも久しぶりに出合いました。この街には、高層マンションがどんどん増え続けているようです。幕張のQVCの仕事を終え、あずさに乗ったのは午後5時。茅野駅に着くと、雪がちらほら、、、、、母の病院の脇を抜け、八ケ岳の我が家へ。
18日(日)ホールで今年最初の催し物、風林火山の講演会の朝。原村は雪の朝です! 野辺山から駆けつけてくれた大学同期の護武さんの車も、勝子さん、私の車も雪ですっぽりおおわれています。皆で雪かき、準備が始まる頃、先日の撮影班が東京から到着。撮影も開始。あわただしくも活気ある一日がスタートしました。



1時半から始まった諏訪湖博物館・赤彦記念館館長・宮坂徹氏の「風林火山と原村」はお蔭様で大成功でした。ペンションからも沢山の方々においで頂き感無量です。




一番驚いたのは、11時半頃いらっしゃった一番乗りの紳士です。
「すみません、早く着いて。
空いてる椅子で本でも読んでていいですか?」
「どうぞどうぞ。どこからいらしたのですか?」
「福井です」
「?!、、、、、、、あの福井県ですか? 今日?
何時にお出になったんですか?」
「朝8時ですかね。車で」
「なんでお知りになりましたの?」
「HPです」
福井の篠原さん!ありがとうございました! 無事お帰りになられたでしょうか? 終わられたあとも、宮坂館長にいろいろご質問されておられましたが、私はご挨拶も十分出来なかったのが心残りです。
なにがあるかわからぬ出来事の連続です。
撮影班に聞かれました。
「なんで赤字でもこれをつづけているんですか?
老後に不安はないんですか?貯金ゼロで、、、」
問われても、私は笑うしかありません。
だって、この不思議なドラマ、人の出会い、自然の采配、、、
「いいじゃないですか、、、、
私にとって、このホールは百万本のバラ。
だから私は生涯現役です」
そう答えるしかありません。
この週も出会えた方々に感謝して、また次週のドラマを楽しみましょう。
では。季節の変わり目です。ご自愛のほど。

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第59回 ドラマがいっぱいの一週間でした
小林 節子
