
確かに寒に入ったはずですが、原村新人を驚かさない天の采配でしょうか、26日(金)夜半の雪以外、晴天が続いています。八ケ岳も雪が少なく、「暖冬ね、ありがたい!」と言いつつ、ここに住むと、今年の田んぼ、畑の水不足が心配に、、、


暖冬と言いつつも、やはり冷え込みだけは確かなのでしょうか。先月11日、絽刺しの久保万里先生が薪小屋の近くに作ってくださったかわいい雪だるま。一ヶ月以上も溶けずに少しづつスリムに変身です。朝日を背にして、野仏様のように鎮座しております。

22日(月)に千葉松戸に出て、22日はめまぐるしい一日でした、常磐線松戸駅の近くに東京聖徳(せいとく)学園という女学校があります。幼・小・中・高・大の一貫教育、心の美しい女性を育てる人間教育、さらに世界の一流芸術家を迎えての本物教育を目指してます。これまで招かれたゲストは、アイザック・スターン氏(ヴァイオリン)、ベルリン国立歌劇場管弦楽団、さらにブロードウエイミュージカル、文楽、、パイプオルガンもあるその講堂で、大学4年生、短大2年生1900人にお話しをすることになりました。2回に分けて、時間は80分づつ。


テーマは悩みましたが、「アナウンサー生活38年のなかから、今、若いあなたに伝えたいこと」にしました。気負わず、先輩の女性として伝えたいこと、、、どこまで伝えられたかわかりませんが、2回とも最後に、茨木のり子さんの詩「わたしがいちばんうつくしかったとき」を朗読させていただきました。彼女らと同じ美しい年を、先輩はどう生きたか、、、何を感じたか。私も経験はしなかったあの時代を生き抜いた先輩の心へのイマジネーションは持っていてほしい! そんな思いで。
講演を終えて、新宿へ。午後4時のあずさに飛び乗りました。この日は夜8時から、SBCラジオ「松本宵の口Magazine」の生放送です。ちょっとスタジオは模様替え。CDは崔宗宝さんの「千の風になって」をかけていただきました。今、この曲はブームの様相で、どなたも歌っていらっしゃいますが、私に最初に教えてくれたのは崔さん。中国の方のように、井戸を掘ってくれた方は忘れてはいけない、と、出来立てCDを送っていただき、すべりこみセーフでした。

放送を終えて、松本から茅野へ。最終電車に飛び乗りましたが、22時10分。一瞬東京にいるのではと錯覚のホームです。どこも最終帰りの方は多いんですね。
24,25日はお詫びの母見舞い。たっぷりと八ケ岳を楽しみながら、、、父を連れての病院通い。父が行くと、同室のおばあちゃん達が、我が事のように喜んでくださいます。
「おとうさん、おとうさんって言いっぱなしなんだよ。
こんなに恋しいものかね〜」
全く、娘はあきれてます。

26日〔金〕は松本文化会館へ、弁護士山根二郎氏の講演会を聞きに伺いました。
「作家・島崎藤村と考古学者・藤森栄一が遺したもの」。「夜明け前」を書き、後には大きく変容した島崎藤村。八ケ岳の縄文を掘りつづけた藤森栄一。埋もれる前に、二人が現代に遺した日本人の深淵。聞いたことを反芻しながら、帰る道に、雪が舞い始めました。

26日(土)は原村中新田の老人クラブのお話し会。中新田という地区には400人近くのお年寄がいらして、毎月集まり。手作りの料理で楽しむそうです。100人近くの方々がお集まりいただきましたが、学生より楽しそうに「テレビよもやま話」を聞いてくださり感謝です。

お上から「老人クラブ」というのを止めて、「高齢者クラブ」に名前を変えるよう言われたそうですが、多数決で、「老人クラブ」でいいと結論。
「名前変えたって、なんずら、、老人は老人だ。これでいいずら」となったとか。
拍手!
なんだか春めいて、、、これで終わるとは思えぬものの、、、楽しい春っぽい原村便りをお伝えします。
布絵の間宮九十代さんから、勝子さん注文の「おひなさま」が届きました。なんとかわいいことか、、、これはアラブにいる友人に贈られるそうです。我が家の赤カブが卓上で花を咲かせました。うさぎのさらちゃんは、父の御菓子をねらってます。



もうすぐ節分ですね。
福は内の豆も店頭に出始めました。
お風邪など召しませぬように。
また来週。

(2007.1.29. 写真/小林節子)
【関連リンク】
絽刺し・九保九工房 http://www.kyoto.zaq.ne.jp/dkbge008/index.html
東京聖徳学園 http://www.seitoku.jp/index.html
SBC信越放送ラジオ http://www.sbc21.co.jp/radio/
松本宵の口Magazine http://sbc21.co.jp/radio/yoinokuchi/
崔 宗宝 http://lbn.cc/sai-soho/
松本文化会館 http://www.matsumoto-bunkakaikan.jp/
間宮九十代 http://www.bekkoame.ne.jp/ro/amic-k/yume2002.html
【バックナンバー】
第55回 大寒の寒さにも元気です!(2007.1.21)
第54回 寒さを好奇心一杯楽しんでいます!(2007.1.15)
第53回 新年早々の寒波襲来です!(2007.1.8)
第52回 あけましておめでとうございます(2006.12.31)
第51回 穏かなクリスマスです(2006.12.25)
第50回 61年目の平和を祝いました(2006.12.18)
第49回 原村は不思議なほどの暖冬です (2006.12.11)
第48回 初めての雪が降りました(2006.12.4)
第47回 母の骨折で大騒動(2006.11.27)
第46回 永六輔さんで始まった一週間でした(2006.11.20)
第45回 薪ストーブ大学を卒業しました(2006.11.13)
第44回 八ヶ岳が赤く染まっています(2006.11.6)
第43回 木々が色づきはじめました(2006.10.30)
第42回 秋が深まっています(2006.10.23)
第41回 原村は実りの季節です (2006.10.16)
第40回 八ヶ岳が初冠雪しました (2006.10.9)
第39回 山では紅葉が始まりました (2006.10.2)
第38回 さぁ、稲刈りが始まります(2006.9.25)
第37回 豊穣な高原の秋の訪れです(2006.9.18)
第36回 秋の始まりは千客万来 (2006.9.11)
第35回 夏に別れを告げて・・・(2006.9.4)
第34回 秋に向けて季節が動き出しました(2006.8.28)
第33回 高原はもう秋の気配です(2006.8.21)
第32回 お盆がすめばもう秋風が・・・(2006.8.14)
第31回 原村は夏の盛りです(2006.8.7)
第30回 八月がいい月でありますよう (2006.7.31)
第29回 朝崎郁恵さんのシマウタに感動です (2006.7.24)
第28回 父が元気に白寿を迎えました (2006.7.17)
第27回 野菜の季節が訪れました (2006.7.10)
第26回 田舎暮らしは忙しい! (2006.7.3)
第25回 梅雨の晴れ間が続きます (2006.6.26)
第24回 梅雨の中、初夏が近づいています (2006.6.19)
第23回 すべてが芽吹いて 緑もいきいき (2006.6.12)
第22回 サマーチェリーに魅せられて (2006.6.5)
第21回 花々がいっせいに開きました! (2006.5.29)
第20回 2006年のリングリンクホールもスタート! (2006.5.22)
第19回 山桜はしみじみ見るもの (2006.5.15)
第18回 原村も桜が咲き始めました! (2006.5.8)
第17回 お蔭様で引っ越しました! (2006.5.1)
第16回 さぁ、いよいよ原村移住週間です! (2006.4.24)
第15回 桜の散った東京で引越し準備が進みます (2006.4.17)
第14回 引越しも6回目ともなれば今や達人 (2006.4.10)
第13回 さぁ、東京で原村移住の準備です (2006.4.3)
第12回 原村も春の気配です (2006.3.27)
第11回 すべてが動き出しました (2006.3.20)
第10回 座禅草が咲きました (2006.3.13)
第9回 永六輔さんが補導された!? (2006.3.6)
第8回 自然は芸術家! (2006.2.27)
第7回 原村は春に向かいはじめました (2006.2.20)
第6回 原村にトロッコが走っていた頃・・・ (2006.2.13)
第5回 雲龍さんの笛で迎えた立春 (2006.2.6)
第4回 寒いほうが知恵がはたらく? (2006.1.30)
第3回 二十日正月は原村でのんびり! (2006.1.23)
第2回 祭りは年寄りの知恵の伝承 (2006.1.16)
第1回 原村の新年は静かで穏かです (2006.1.9)
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第56回 少し春めいた原村です
小林 節子
