
この週はクリスマス・はしご大会になりました。その昔、横浜でセーラー服の生徒だった頃、このシーズンは教会に入り浸りで母をあきれさせておりましたが、、、今年は輪をかけて、毎日がクリスマスのようでした。
18日(月)はまだ東京。名取美和さんの恒例六本木でのバーンロムサイ展に顔を出し、夜は同期会。19日(火)の午前中に打ち合わせをすませ、東京を去りましたが、この日の朝、東京の空は、、、不思議な雲が立ち込めていて、一寸異変が心配。何事もなく安心しました。

20日の原村は冷え込みました。夜半、少し小雪が降ったのでしょうか。木々を通して輝く太陽にご挨拶。車のフロントガラスはご覧のような雪の芸術。母の見舞いへの道には、八ケ岳も時間差で様々な姿を見せてくれます。田んぼに残された稲束にも雪がほんのり、、、



東京へ行ってる間に、母に異変が起き、おう吐が続き、個室に移され、ドアにはご覧のような注意書きが提げられ、マスク着用でしか入室が許されません。元気もなく、点滴。ノロウイルスの疑いありと、この季節ですから大事をとられたようです。翌日は久しぶりの外出願い、と思ってましたが、、、こんこんと眠り続けています。

21日(木)は父の楽しみにしていた桜ハウスのクリスマスです。まり子先生始め、スタッフの皆さんの心からのサービスに頭が下がります。「木遣り」「こぶとりじいさん」「スタッフ・ラインダンス」「声楽家・小池由美さんのコンサート」とプログラムは続きますが、小池さんに最長老の父がお礼の品をお渡しするお役目を受けました。父は自分のかとカン違いしお礼をして、、、、私は初めて付き添いの母のハラハラ気分を味わいました。調理場では、手作りのケーキが!おいしかったこと!いただきました。




金曜日頃から、母の様子も戻り始めました。支える台が壊れたとかで、しばらく消えていた、「あした 天気に なあれ」も3階のエレベーター前に戻り、大事をとって入室を控えさせられていた父も母の鼻をつまみにもどり、ほっといたしました。

23日(土)はこひつじ幼稚園のクリスマスです。4、5、6歳の子供たちのクリスマス劇はハラハラどころか、スローライフそのものの悠長さ。忘れて出てこない台詞を私たちはジーと待っても腹立たず、むしろ、そのひたむきな幼い表情に見ほれてしまいます。サンタさんは、なんとヴァイオリン作りの番場順さんでした。プレゼントは、「きよしこの夜」と「星に願いを」この日大変忙しいサンタさんは、すぐに寒い国へ帰って行きましたが。




朝は快晴の八ケ岳も、母を見舞いに行く頃から、にわかに雲がかかり始め、夕日の中を父と走ります。逆光のなかで、田んぼの畦に白く光るものが、、、、たんぽぽの綿帽子でした。12月の寒風のなかに、霜降りるなかに、、、たんぽぽの綿帽子。この寒さの中に次代の子供を飛ばすには、、、、たんぽぽさんも決断がつかぬのか、必死でゆれておりました。




24日(日)メリークリスマス! イヴです。教会へ足を踏み入れるのは、何十年ぶりになるのでしょうか。仲村幸子さんに誘われて、父と富士見高原教会に出かけました。昭和23年に建てられたこの教会は木々に囲まれ、木造の暖かい小さな教会。想像通りでした。

クリスマス礼拝と祝賀会。会員の皆様の手作りの料理と子供たちの芝居、楽しい大人の演奏会を楽しませていただきました。父にとっては、99年目の教会のクリスマス、初体験です。終わって、母に報告に。見舞いに来てくださった、勝子さん、直樹君とそのまま家へ戻り、イブは勿論ケーキ!作りました!


穏やかなイヴの夜。ペンション村のイルミネーションもこの夜はひときわ輝き、恋人らしきカップルが襟をたてて、そぞろ歩いています。世界中の方々が、平和と愛を願って、、、、今、月を眺めているのでしょうか。美しい三日月です。
メリークリスマス!



(2006.12.25 写真/小林節子)
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第51回 穏かなクリスマスです
小林 節子

