しぶりに八ケ岳中央農業実践大学校へ行ってみると、春、会った子牛さんたちは、すっかり成長して、のどかにゆったり、草を食み、途中の道には黄色い花が咲き乱れています。気がつくと、道だけでなく、原村の森も黄色一色!



この黄色い花は、日本で「きくいも」に近い花だそうですが、勿論外来種。外来種が入ると、日本の本来の山野草はほとんど負けてしまうそうですね。スミレ、タンポポ、コスモス、、、、時折、庭に昔のスミレ、コスモス見つけて、なつかしいと思い見ほれる時がありますが、昔の「きくいも」はいずこに。


さて、信州でも住んでみると、初めての「野菜」に出合います。先日、実践大学売店で、「食べられるほおずき」を見つけました。私の知ってるほおずきより小ぶりで、色も薄くパステルカラー。少し甘く、口の中に香りがほんのり残ります。子供の頃、ほおずきの笛作り。柔らかくしてるうちに、失敗して皮が破れ、泣きべそかいた思い出がありますが、、、帰り道、道端で「われもこう」。また、来年「われもこう」の季節に、いただけるのでしょうか。季節限定も嬉しく、、、


  


もう一つの「初めて」は「赤瓜」です。ホールの会に、小池さんという方が「食べたことあります?」と持ってきてくださいましたが、「よく焼けたフランスパン」と思いました。「皮を厚めにむいて、種の部分をとって、スティックで」と。見た目は、いまいちの「赤瓜」ですが、おいしいのです! キュウリよりやわらかく、甘めでしょうか。サクサク感がたまりません。これも、季節限定、、、でしょうね。



23日、山梨、南アルプス市のクリニック井上で開かれる「番場&カフカ」の演奏会に夜出かけました。井上先生は年一度、ご自宅の病院前の駐車場でチャリティーコンサートを開いておられるそうですが、大きなケヤキの木の下の野外コンサート。周りは果樹園、電線に(!)止まった蝉の声と共に、なんとも楽しいコンサート。

おなじみ番場順さん、藤森義昭さんは、夜8時半から深夜の練習を私のホールでされていらしたので、私はまるで現場監督みたいな気分です。「マジソン郡の橋」の曲前に、イーストウッドのメッセージを朗読させていただきました。


  

             



26日夜10時、リングリンクホールはにわかに、おびただしい荷物が運びこまれました。27日行われる「語りとダンスによる新たな表現 Performing Arts in Yatsugatake」の準備が始まりました。プロデューサー清水雅壽さん、演出福田寛さん、振り付け磯崎亜矢子さん、脚本篠原美津子さんが、追って到着。床にはダンサーのための舞台が張られ、窓と言う窓には黒布がはられ、、、、準備は深夜3時まで。


          


この日は、2時、7時にすでに自然文化園で公演をすませたあとの準備です。久しぶりに、プロたちの「空間を作る作業」を目の当たりにしました。夜中の2時、疲れきった4人のスタッフににカメラを向けると、パフォーマンス! 明日の舞台が楽しみになりました。


27日、始まりました! 11時から、草薙幸二郎さんとダンサーの石田久美子さん、折井洋人さん、凛さんがリハーサルです。2回の公演を写真でお伝えできないのが残念ですが、(主催でないので、遠慮いたしました)すばらしいライブでした! 草薙さんの語りによる、「蜘蛛の糸」「老人と月」「息吹」言葉と動きが交錯し、狭い空間に、天界、地獄、美しい自然、、、が次々と表れます。



草薙さんの「語り」には心底まいりました。終了後も、観客を交えての出演者とスタッフの打ち上げ会。これは、小さなプライベートホール所有の醍醐味と、、、、草薙さんと「語り談義」がつづきます。人生と仕事の大先輩に多くのこと教えていただき、ただ感謝です。


           

         



ングリンクホール8月のイベントも終わりました。
28日朝、皆さんとも、お名残惜しく、、、記念撮影です。原村に、この会が根付くことを願って、、、再会を期してお別れしました。お互い、夢のような一日でしたね!と。草薙幸二郎さんさん、HAYダンスカンパニーの皆さん、沢山の感動をありがとうございました!


半袖では肌寒くなりだした原村です。近くのペンションも、少しづつお客様が少なくなりだしたようですが、夏が終わったというより、秋に向けて、季節が動き出したと、思いたいですね。


        

                                         (2006.8.28 写真/小林節子)

 【関連リンク】
  八ヶ岳中央農業実践大学校 http://www.janis.or.jp/users/yatsunou/


【バックナンバー】
      
  第33回 高原はもう秋の気配です(2006.8.21)
 
         第32回 お盆がすめばもう秋風が・・・(2006.8.14)
       
第31回 原村は夏の盛りです(2006.8.7)
       
第30回 八月がいい月でありますよう (2006.7.31)
      
  第29回 朝崎郁恵さんのシマウタに感動です (2006.7.24)
      
  第28回 父が元気に白寿を迎えました (2006.7.17)
       
第27回 野菜の季節が訪れました (2006.7.10)
       
第26回 田舎暮らしは忙しい! (2006.7.3)
       
第25回 梅雨の晴れ間が続きます (2006.6.26)
         第24回 梅雨の中、初夏が近づいています (2006.6.19)
         第23回 すべてが芽吹いて 緑もいきいき (2006.6.12)
         第22回 サマーチェリーに魅せられて (2006.6.5)
         第21回 花々がいっせいに開きました! (2006.5.29)
         第20回 2006年のリングリンクホールもスタート! (2006.5.22)
         第19回 山桜はしみじみ見るもの (2006.5.15)
         第18回 原村も桜が咲き始めました! (2006.5.8)
         第17回 お蔭様で引っ越しました! (2006.5.1)
         第16回 さぁ、いよいよ原村移住週間です! (2006.4.24)
         第15回 桜の散った東京で引越し準備が進みます (2006.4.17)
         第14回 引越しも6回目ともなれば今や達人 (2006.4.10)
         第13回 さぁ、東京で原村移住の準備です (2006.4.3)
         第12回 原村も春の気配です (2006.3.27)
         第11回 すべてが動き出しました (2006.3.20)
         第10回 座禅草が咲きました (2006.3.13)
         第9回 永六輔さんが補導された!? (2006.3.6)
         第8回 自然は芸術家! (2006.2.27)
         第7回 原村は春に向かいはじめました (2006.2.20)
         第6回 原村にトロッコが走っていた頃・・・ (2006.2.13)
           第5回 雲龍さんの笛で迎えた立春 (2006.2.6)
         第4回 寒いほうが知恵がはたらく? (2006.1.30)
         第3回 二十日正月は原村でのんびり! (2006.1.23)
         第2回 祭りは年寄りの知恵の伝承 (2006.1.16)
         第1回 原村の新年は静かで穏かです (2006.1.9)

                                            >> Home

第33回へ                               第35回
                 
                         Copyright(C) 2006 Rin-no-sha All Rights Reserved 

第34回  秋に向けて季節が動き出しました

小林 節子


HOME | 原村より愛をこめてTOP