
忘れてはならない8月15日。大事な「終戦記念日」のこの日は、「諏訪湖の花火大会」と重なりました。この夏、諏訪、岡谷地区は豪雨災害で多大な被害を受けました。災害を乗り越え、復興に汗するこの地区の方々の心意気で、4万1千発の花火が夜空を飾ると聞いて、今年こそと思いつつ、諏訪湖近くは大渋滞とか。年寄り同伴はあきらめかけていましたが、湖面の反対側に穴場があるとの情報が入り、出かけました。
車スイスイ、たっぷりとお食事もいただき、花火も! 隅田川のまん前で花火を見た年寄りには物足りない「遠くの花火」でしたが、それなりに楽しんで大いに満足。火薬もこんな美しい、平和なものに使われ、楽しませていただく、、、いつまでも、世界中が平和でありますように、祈りの花火、、、天まで届いたでしょうか。

翌16日は、いよいよ送り火です。清里の別荘に滞在中の中学、高校時代の友人を訪ね、夕方は、我が家の玄関先で、白樺の皮で送り火を焚きました。いい香りに包まれ、おじいちゃん、おばあちゃんたちは帰っていきました。ここは暗くて、皆、道に迷うと大変、早く送ってあげましょうと、母の心配で、日のあるうちに。
夜は、この友人たちと、諏訪湖の灯篭流しにまいりましたが、流れてこない? 今年は風強く、流さず、川原に沢山の灯篭が置かれました。私も、信州を愛し、隣の富士見に別荘をお持ちで、よくご一緒した高瀬廣居先生の訃報を聞いたばかり、、、心だけでも、この諏訪湖で先生を偲びたいと思い続けていましたので、沢山の灯篭に手を合わさせていただきました。もっともっと、お話ししたかった! もっともっと、教えていただきたいことありました! 千の風になられておられるのでしょうか、、、、、湖面にさざなみが。

お盆の季節は、いろいろの不思議なことが起こります。私の大好きな母方のおばあちゃんが、長期ロケから帰った私を待っていてくれ、「お帰りなさい」と息を引き取ったのが、昭和47年9月。
忘れもしないお葬式の日、庭に蝶が舞いました。それから蝶を祖母と重ねることが多くなりましたが、このお盆に、ずーと蝶が訪ねてくれて、、、今日は舞わず、ちょっとさびしい秋の訪れです。
17日は「バーンロムサイ展in松本」でお世話になった、神宮寺さんと枇杷の湯にお礼のご挨拶。帰り、高速道でなく、山の道を松本から帰ろうと、和田峠へ向かいましたら、、山辺にすばらしいワイナリーが出来ておりました。6年ほど前から始めたそうですが、ブドウ畑が広がり、ぶどう狩り、レストランも併設され、楽しめる一角になっていました。霧が峰、美しが原もすぐ近くです。


19日、父母の通うデイサービスが6年目に新築し、転居することになりました。「感謝の集い」に招かれました。父母たちの芝居「もしもし亀よ」、詩吟、物まね、木遣りが続きます。こちらが感謝なのに、、、感謝状も送られました。一人一人全てのおじいちゃん、おばあちゃんに、中谷まりこさんが読み、手渡ししてくださいます。心こもる介護を目の当たりにして家族の目に露が宿ります。


父母はお世話になり、2ヶ月ですのに、、、、こんな感謝状が。父に、
「あなたは優しい笑顔で、
場の雰囲気をやわらかく和ませてくださいました。
そして、もうすぐ100歳を迎えるあなたは、
皆さんのすてきな目標になっております。
ここに感謝申し上げます」
母に、
「あなたは、いつもはつらつとした声で話しをされ、
都会の風を運んできてくださいました。
そして皆さんを新鮮な気持にさせて下さる大切な存在です。
ありがとうございます。ここに感謝申し上げます。」
なんと幸せな二人でしょう。

夕方から、近くの別荘にお住まいの久保田さんからバーベーキューパーティにお招きを。久保田さんは私の大学の先輩ですが、クラブはワグネル・ソサイエティー。男性合唱を楽しむクラブで、その先輩には、ダーク・ダックスの皆さんがいます。還暦すぎた仲間たち8名で、なんと「コール・ヘリテージ」を結成。「自然賛歌組曲」というCDまで作ってしまわれました。この日は、奥様、お友達も同伴の楽しいホームパーティー。暗い森の中から突然に美しいハーモニーが、、、、年月の作り上げた優しい、温かい、ハーモニーと、奥様たちとの楽しい会話。幸せをかみしめながら、、、、灯火のない夜道を、私も一人車中で、歌いながら帰りました。


日曜日。日帰りで、ふるさと横浜へ。港大桟橋に世界一周の「飛鳥」が着岸してるということで、仕事がらみの見学を。テレビで20年間ご一緒した、素敵なライバル、今や親友の岩崎美智子さんともご一緒でした。大きい!の一言。5万トンが目の前に! 大きなマンションの前にたたずんだ感じです。

久しぶりにふるさとの潮風を浴びて、、、夜は暗い森の中へ。考えるより、感じてるだけの自分を楽しんだ週も終わりました。暑いですね、どこもかしこも、、、原村からお送りできるのは、涼しさだけなのですが、心をこめて、お送りします。
残暑お見舞い申し上げます。

(2006.8.21 写真/小林節子)
【関連リンク】
バーンロムサイ展in松本 http://ringlink.exblog.jp/m2006-07-01/#5342076
神宮寺 http://www.jinguuji.or.jp/
バーンロムサイ http://www.banromsai.jp/index.html
【バックナンバー】
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第28回 父が元気に白寿を迎えました (2006.7.17)
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