標高1300メートルのこの地でも、寒がりの父が「ストーブを」と言わなくなったのは、確実に夏が近づいている証拠でしょうか。


 珍しく雨の多い、この週…

  「嫌になりますわね、、、また雨のようですよ。
   お宅の蓄えいかが? 小林さんちのパンくずも今日この天気じゃ、、
   いただきに行く気にもなれませんわね」

鳥さんたちの呟きが聞こえそうですが、農家の方々には、まさに天への感謝の恵みの雨。少々の雨は大地に沁みず、この雨は、植えた苗が大地に根付く命の水、、、、。私も、雨の前に、ご近所からいただいた花の苗をそっと祈りながら植えました。根を張ってくれますように。

               


 縄文時代に沢山の人々が住んでいたこの大地から、我らが友人「男爵」がジャガイモを植えながら、当時使っていたであろう石器を見つけました。片手で持って、実際に使ったら使いやすく、興奮して我が家に! 縄文時代の発掘写真と同じではありませんか! しばらく縄文談義に花が咲き、、、、

      

 翌日、「かずぱぱ」こと下倉さんが、ホールでなにやら作り出しました。同じく『芸術新潮』(1987年12月号)にのっていた穀霊(穀物の神)が宿るお社だそうです。


 「かずぱぱ」と「男爵」は子供のように、出来上がったこのお社を畑に持って行きました。縄文人は豊穣を願って、毎年作り変え、秋には最初の収穫物を供えたとか。原村の子供たちは、きっと鳥の餌場と思うだろうな、、、聞かれたら私もしっかり応えよう、伝えようと、『縄文ユートピア』を読み始めています。


            


 ホールも催事だけでなく、かずぱぱさんの制作場、さらに夜には、「番場&カフカ」の皆さんの練習場にも有効利用され始めました。小淵沢「八ヶ岳星と虹歯科診療所」の歯医者さん・藤森さん。ヴァイオリン制作の番場順さん、奥さんのヴィオラ奏者かおりさん。6月藤森さんのふるさと礼文島で開く、子供たちと永六輔さんのための演奏会の準備です。7月末放送予定の「遠くへ行きたい」でご紹介されるはず。是非見てくださいね。

            



 さて今週は二人の紳士から、花ではなく、野菜のプレゼント。一人は2歳の平出雄彩君から、とれたてのほうれん草! もう一人は番場さんから。お庭で採れた「しおで」。初めて目にする野菜です。

      



 「しおで」は「牛尾菜」、アスパラガスの原種だそうです。そういえば、、、細いアスパラのよう。ひげをとって茹でて、、きれいな緑にかわりました。オカカをかけていただきました。シャリシャリ感が快く美味! オカカだと山菜、マヨネーズをかけると、まさにアスパラ! なんだ?こりゃ?

     

                    



 週末白寿がちょっと元気がなく、心配してましたが、原因は入れ歯と判明。早朝、八ケ岳をぐるりとめぐり蓼科、清里、野辺山へと続く通称「鉢巻道路」を小淵沢の「八ヶ岳星と虹歯科診療所」へ。


       


途中、大好きな森の伐採が始まっていて、一寸心配でしたが、、唐松から、落葉樹へでも植え替える準備なのでしょうか、、、途中の道では、早朝馬さんとも、、、白寿は、南アルプスが一望できる歯医者さんで、入れ歯の調整をしていただき、ドライブも出来、ご機嫌ご機嫌で元気になりました。

 
   


 雨の多いこの週は朝霧も立ちこめ、原村自慢の白樺林もご覧のような幻想の世界です。この朝霧は、セロリー畑にも美味しい実りを与えるのでしょうか、、、日本一を誇る原村セロリー畑も、今はこのくらいのかわいさです。

    

 大事な朝霧、一雨、一雨、、、私の「絽刺し」もはかどります。さー、引越し荷物もそろそろ、、、全部片付けねば、、、? そうまだだったのです。


                                             (2006.6.19 写真/小林節子)
                                         


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第24回  梅雨の中 初夏が近づいています

小林 節子


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