
近くにある廃村へ東京から芸術家、ミュージシャン等が集まり、新たな村づくりを始めているという話を聞き、両親をデイサービスに預けた日、出かけてみました。
20号線(甲州街道)の「青柳」という駅の近くから左折。金鶏山の金沢峠を目指します。民家を過ぎると、オフロード。右に左に、カーブは続き、思いがけない森林浴。峠を登りつめて、道は入笠山と、桜で有名な高遠に分かれます。
高遠方面にオフロードを進むと、突然に作られた庭のような木々の林立。そして廃村となった「芝平」の家並みが見えてきました。使われなくなった臼、釜、、、ところどころにログハウス。これが新たに移り住んだ方たちのお家かしらと走っていくと、「芝平分校跡」へ出ました。なつかしい田舎の木造校舎です。

学校に向かって女性が歩いてきました。飯島まりさん。伺うと、5年ほど前に新宿から移り住んだとのこと。移り住んだのはミュージシャンばかりではないけれど、廃校を10人ばかり仲間で買い取り、今日はストレッチ教室。
ゆっくり話す時間もなかったのですが、彼女はカンツォーネを歌うとのこと。いつか原村リングリンクホールで歌ってと、再会を約してお別れしました。


「廃村」…、自分の故郷から出て行くということ。都会育ちの私には、その思いは理解できず、コメントも失礼かとは思いますが、ただ、昔、山形の朝日村がダムに沈むということで開かれたシンポジウム
に参加した折、ダムの下に沈む故郷を偲ぶ方々より、少なくとも新たな形で住んでくださる方々がいられるということは、芝平分校に学んだ子供たちにも嬉しいことではないのだろうかと、懐かしい校舎に、しばしたたずみました。
帰りは高遠の町から、すっかり整備された杖突峠を越えて原村へ。途中に「遠照寺(おんしょうじ)」、通称「ぼたん寺」。幸いぼたんの季節、「ぼたん祭り」も開催中。混みあっていました。まだ間に合ったら、白寿、卒寿も連れて来よう! オフロードをまず喜ぶかもしれない、と帰途に着きました。

今原村ではサマーチェリーが満開です。実はこの原村へ引越した理由の一つが、、、「サマーチェリーに魅せられて」。写真にもありますが、美しいでしょう! 生のお花としても楽しめ、ドライフラワーとしても長く楽しめます。他の地にもあるのでしょうか? 私は原村でしか会った事のないサマーチェリーです。
【サマーチェリー】
5月から6月に咲く可憐なピンクの花で、スターチスのお仲間。原村の標高1000メートルで栽培され、色も鮮やか、花持ちもよく、村でも人気のお花です。
私の大好きなこのお花を、みなさんのお宅にも飾っていただきたいなぁと思っていたら、原村でお花作りをしているお友達の宮坂知子さんに、特別に分けていただける事になりました。

私が抱えているサマーチェリー、実はこれで1本なんですよ。幹から13〜15本ほど枝分かれして花をつけるので、1本といっても抱えきれないほどの花束に。これを2本ほどまとめて「一束」にしていただきます。「2本ほど」と数がちょっと曖昧なのは、宮坂さんがお花の量で加減してくださるため。いずれにしても、少なくともこの写真の倍! 大人の私でも抱えきれないほど大きな花束になります。長い枝のままもいいのですが、枝をまとめて丈の短い花束を作って飾っても素敵ですよ。
ただし開花期間がたった2週間と限られる貴重なお花なので限定20束で。
お申込み期限は10日(土)午後12時。メールでお申し込みください。
一束3000円です。(送料込み。離島や遠隔地の方はご相談ください)
代金は、お手数ですが、郵便局で私宛てにお振込みください。原村には都市銀行がありません。ご面倒をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。
消費税付けていただければ感激、助かります。
郵便局振込先
加入者名:小林節子
記号番号:10210−10285941
※お申込みはこちらをクリック! → 申し込む
なんだか幸せな気分になるお花です。きっと気に入っていただけると思います。

我が家の庭も、すっかりタンポポの季節が終わりました。野田編集長が、忙しい中を原村へ来て下さり、今週から「節子のおしゃべりラジオ」も開局。ぶっつけ本番での録音でしたが、是非お聞きくださいね。
庭のテラスで録音中、お隣りのお客様・渡辺さんが、お隣の庭の草刈りを終えて、趣味とかで、我が家の庭まで遠征してくれました。草刈機の爆音の合間での録音になりました。
草刈機の爆音の中、野田さんが庭の唐松に大きな穴を発見! キツツキさんの仕業です。キツツキさんも、こんな音立てながら、彫っていたんでしょうかね? 先日、この木にリスさんが、、、いた! せっかくの穴も、今はリスさんの食料庫かもしれませんね。

(2006.6.5 写真/小林節子)
【バックナンバー】
第21回 花々がいっせいに開きました! (2006.5.29)
第20回 2006年のリングリンクホールもスタート! (2006.5.22)
第19回 山桜はしみじみ見るもの (2006.5.15)
第18回 原村も桜が咲き始めました! (2006.5.8)
第17回 お蔭様で引っ越しました! (2006.5.1)
第16回 さぁ、いよいよ原村移住週間です! (2006.4.24)
第15回 桜の散った東京で引越し準備が進みます (2006.4.17)
第14回 引越しも6回目ともなれば今や達人 (2006.4.10)
第13回 さぁ、東京で原村移住の準備です (2006.4.3)
第12回 原村も春の気配です (2006.3.27)
第11回 すべてが動き出しました (2006.3.20)
第10回 座禅草が咲きました (2006.3.13)
第9回 永六輔さんが補導された!? (2006.3.6)
第8回 自然は芸術家! (2006.2.27)
第7回 原村は春に向かいはじめました (2006.2.20)
第6回 原村にトロッコが走っていた頃・・・ (2006.2.13)
第5回 雲龍さんの笛で迎えた立春 (2006.2.6)
第4回 寒いほうが知恵がはたらく? (2006.1.30)
第3回 二十日正月は原村でのんびり! (2006.1.23)
第2回 祭りは年寄りの知恵の伝承 (2006.1.16)
第1回 原村の新年は静かで穏かです (2006.1.9)
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第22回 サマーチェリーに魅せられて
小林 節子

