
東京の染井吉野は葉桜に。八重桜だけはまだ見事ですが、今年は5月に原村で再びの桜!山桜、小彼岸桜、大島桜、、、、嬉しいことです!
あとにする東京・成城で、二本の珍しい桜に出会いました。
一本は我が家のお隣の「鬱金の桜」 黄緑色の桜です! 旧家が多いこのあたり、この「鬱金の桜」は2代目だそうですが、梅なら「蝋梅」、桜なら「鬱金の桜」日本人の美意識の、なにか表れでしょうか。
もう一本は、先日もちらと書かせていただいた、京都の庭師「桜守 佐野藤右衛門」さんの植えられた枝垂れ桜が、ご近所にあると伺い、出かけました。ある高名な方のお庭の中で、遠くからでしたが、さすが品格ある風情。
「ほんまのええ花見というのは、朝霧があるとき、朝日が上がるときやね。見物客が出てくると、ホコリと騒ぎとで喧騒の世界。桜もちょっと横向いてますやろ」
「ああ、わしは大丈夫や。桜と同じで寿命がきたら、勝手に枯れるだけ。
また、春になったら遊びに来てや」
「桜」と一緒にいつも洒脱な藤右衛門さんが思い出されます。桜守十六代は、円山公園の今の枝垂れ桜と同じ年で、確か77歳、喜寿をお迎えになられたのでしょうか。また今年もお目にかかる機会を逸しましたが、各地で桜の根本に、ビニールシートが敷かれるニュースを、苦々しく、ご覧になったことでしょう。
「あのビニールで、桜の根は息が出来ない、カラオケの振動は幹に伝わり、花を早く散らす」
シーズンもやっと終わりました。

さて、引越しの準備も、アルバムがでてくれば、見入り、はかどりません。フジテレビ入社式の写真が出てきて、しばし、お茶など始めてしまいます。逸見政孝さんもいる! 皆、若く、ピチピチ。ミニスカートの下の私の足など三浦大根より太くみずみずしい。昔はアナウンサーの条件に、容姿端麗はなかったようですね。いい時代でした。明るきゃいい!
東京でこんなことしていていいのだろうか、の反省の中、原村では引越し準備がどんどん整っていくようです。台所から、電気代がとんでもなく高い営業用大型冷蔵庫が消えました。奥行き80センチ、幅2メーター以上ありそうな冷蔵庫はどこから入れたか? 引取りの業者さんもわからず、取り壊して出したようです。カズパパこと下倉さんの報告によると、取り外したあとの壁から想像するに冷蔵庫を入れてから、ドアを作ったらしい。本当でしょうか。
東京の冷蔵庫、洗濯機等なども貰い手が次々に現れ、ほっとしました。衣類も先日、バザーに大量に出したら、母が「私を出さないでね!」 とてもボケてるとは思えぬ発言に、適度の刺激を与えてよかったと、勝手な娘の言い分です。
とはいえ、引越し当日、母のパニック状態を心配したら、夜眠れなくなりました。朝、早速、かつてお世話になった施設へショートステイを懇願してみることに。事情が事情ということで、快く受け入れてくださいました。本当に有難いことです。お人の情けに会うたびに、父母の存在に感謝できる幸せをかみしめて、さ〜また準備を始めましょう!
(2006.4.17 写真も 小林節子)
【バックナンバー】
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第13回 さぁ、東京で原村移住の準備です (2006.4.3)
第12回 原村も春の気配です (2006.3.27)
第11回 すべてが動き出しました (2006.3.20)
第10回 座禅草が咲きました (2006.3.13)
第9回 永六輔さんが補導された!? (2006.3.6)
第8回 自然は芸術家! (2006.2.27)
第7回 原村は春に向かいはじめました (2006.2.20)
第6回 原村にトロッコが走っていた頃・・・ (2006.2.13)
第5回 雲龍さんの笛で迎えた立春 (2006.2.6)
第4回 寒いほうが知恵がはたらく? (2006.1.30)
第3回 二十日正月は原村でのんびり! (2006.1.23)
第2回 祭りは年寄りの知恵の伝承 (2006.1.16)
第1回 原村の新年は静かで穏かです (2006.1.9)
第15回 桜の散った東京で引越し準備が進みます
小林 節子

