東京の桜は散るようで散らず、今朝ラジオで中村メイコさんが、「客の長っ尻は困るけど、桜の長っ尻はいいものですね〜」。思わず笑ってしまいました。

 7日、遅く帰ると、部屋の中、父母の周りを黒い小さなものがせわしなく動いています。よく見ると、「ハエ!」。久しぶりに会った旧友のようで、とても叩く気にはなれず、そのまま電気を消し、眠ってしまいました。

 翌日、お台所、流しの上の出窓のポトスに水をやろうとすると、、かの君が羽を休めていました。思わずパチリ。夏には「五月蠅い」ハエも季節外れのこのおっちょこちょい、、、なんとも滑稽で、かわいくて、今日も叩く気もおきず、、、平和な一日が始まりました。

 さて、今月末の引越しと言うのに、まだのんびりです。考えるに、私自身は、10数年前、横浜の実家を出てから、馬込、浅草、麻布、目黒、成城、信州へ、と6回目の引越しです。ベテランの粋に達しました。(?)


 引越し屋さんに連絡、見積もりを。これもこの回数になると、大体4トントラックね、なんて偉そうに駆け引きも出来るように。嫌な客だと思いますが、実際に引越し道具を運んで下さる方が楽なように、嘘も言わず、的確に運ぶ位置の状況も伝えらるようになりました。

 前回目黒から運んだダンボールの中の本は、、、そのままでした! なんということ! 原村の沢山の蔵書はある日、スタッフにより忽然と消えました。聞くと、「某所へ寄付しましたよ。読みたければそこへ行けばいつでもあるし、皆が喜んでることだから、、、」
その時は、烈火のごとく怒りましたが、、、この開かなかったダンボールを見ると、彼は正しい。

 いつか役に立つだろう、の新聞切り抜き、雑誌切抜き。捨てようかな、捨てるの止めようかな、、、と悩みつつ、思い切って一まとめに。なんだ、これだけ、、、これはあとで落ち着いてから整理。

 タンスはなし! これは賢い選択。どんどん整理し、プラスチック整理箱がタンス代わりでそのまま運んでもらえ、入れ替えの手間なし。

 長い放浪生活のなか、常につきあってくれた2段ベッドは今回でお別れ。訪ねてきた友人は笑いますが、2段ベッドは優れものでした。東京のマンションの欠点は押入れが少なく、四季ある日本では、フトンの置き場に苦労します。2段ベッド上段はこのフトン、衣類、はてはバッグまで、収納してくれました。

 すみません。今月は引越し編に終始しそうで、今週はこの辺で。

 蛇足ですが、今月銀座のお店に置いてある「銀座百点」という小冊子に原稿を頼まれ、「私のおススメの一品」を書きました。その店から、「驚きました。朝から売れてるんですよ」との電話。こちらこそ驚きました。私のネットショップは売れてないのに(笑)。5月、新商品も続々登場!ご期待くださいませ。銀座へお出かけの折、どこかの店で「銀座百点」4月号ご覧いただければ幸いです。

       

                                      (2006.4.10 写真も 小林節子)


【バックナンバー】
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         第11回 すべてが動き出しました (2006.3.20)
         第10回 座禅草が咲きました (2006.3.13)
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         第2回 祭りは年寄りの知恵の伝承 (2006.1.16)
         第1回 原村の新年は静かで穏かです (2006.1.9)
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第14回  引越しも6回目ともなれば今や達人

小林 節子


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