いよいよ4月!桜の季節ですね。今回は「東京から愛をこめて」、です。


          

 
 東京へ向かって原村を出た
330日は、前夜からの雪景色。29日、茅野のロータリークラブにお招きを受け、卓話に出かけましたが、帰りの夜道、桜吹雪ならぬホントの吹雪の中、雪を蹴散らして必死の運転でした。


 翌30日、白い世界から、甲府へ入ると青空。相模湖あたりで雨。都内に入ると桜満開!走った時間は2時間余りですのに、、、混乱しそうな一日でした。


 それから毎日桜見物。忙しい日々がつづいていますが、東京の桜は峠を越して、緑の葉に席をゆずりはじめました。ハラハラと白い花びらが舞い散ります。


 子供の頃から桜がたまらなく好きで、育った横浜の家の桜を切らねばならなくなった時、いつか、また我が家に桜を、が一つの夢になりました。





 原村に住居を求めてしばらくたった頃、思いがけぬ嬉しいお仕事をいただきました。日本の宝石の代表、「真珠」のラジオ用CMのナレーションです。この仕事を通して、美しい真珠を作るには、美しい海、美しい森がなければならないことを始めて知りました。


 いただいたお金は、なにか思い出に使いたく、ホールのテラスの近くに「桜の木」を植える事を思いつきました。かつて京都に「桜守」と呼ばれる佐野藤右衛門さんをお訪ねしたことがあり図々しくも、事情を説明し、「どんな桜がよろしいですか?」とお電話を。標高をお訪ねになり、「大島桜かな、、、小彼岸桜かな、、、」。


 早速近くの植木屋さんへ。植えていただきましたが、まだ咲きません。まだひ弱な可憐な梢です。寒冷地ゆえ育ちもスローライフなのでしょうか。満開の桜の元で、テラスでお茶を、を夢見てるのですが。


 さて、原村を拠点に、信州での生活、出会いをお伝えしていくこのコーナーですが、4月は、移動月間になります。99歳の父、90歳の母にとっては、90、80を過ぎてからの5回目の引越しです。親を高齢化社会の実験にしてはいけないなと思いつつ、実は楽しく実験中です。


 5月になれば、お伝えしたいこと、さらに原村発信すてきなショップのご紹介も充実させていく所存ですが、この4月はどうぞお見捨てなく、大移動にお付き合いくださいませ。私自身はこの106回目の引越し。友人たちをあきれさせておりますが、ホールのスタッフとしてつきあってくれてる馬場いつ子さんは、「もう任せてください。なれましたよ!」と心強い応援歌。


 5月に始める予定のカルチャースクール(同好会でしょうか)。そして、今年ホール幕開けの520日の小川理子さんジャズコンサートもおいおい発信してまいります。引越し奮戦記とともに、是非ご覧くださいますように! 花冷えの季節ですね。ご自愛のほど。

           

                                      (2006.4.3 写真も 小林節子)


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第13回  さぁ、東京で原村移住の準備です

小林 節子


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