先週は月曜日に信州諏訪湖畔に建つ原田泰治美術館日帰り往復しただけで、東京での生活がつづきました。久しぶりに乗る「スーパーあずさ」。新宿駅の「あずさ」へのホームがかなり代々木駅寄りで、あわてて駆けるハプニングも。お気をつけください。


 年寄りとの生活が長くなると、好むと好まざるに関わらず車生活が当たり前になります。駅にうとくなり、駅も変わっていきます。


 ある日、我が家へ訪ねてくる友人から電話が入りました。ご主人と車で来てるはずなのですが、ナビが壊れているとか。


「節子さん、今、原村駅にいるんだけど、、、近い?」

「原村駅?、、、、(まさか、出来たの?)」

「うん、汽車が停まっていて、原村駅って書いてある。変ね、線路ない」

「?・・・・・!」


 あー、あそこだ! 大爆笑でした。我が家の近くにお住まいの方が、庭の一部に「原村駅」を作ってしまったのです。


 駅と言えば、我が家へは「あずさ」が停まるとなると、小淵沢と茅野が最寄の駅になります。どちらかへお出でいただいて迎えに、送りになるのですが、その小淵沢駅にすばらしい駅弁があるんですよ。


 名は「元気甲斐」。二段重ねの品格ある山菜弁当。小淵沢から帰る時などいつも買っては楽しんでましたが、先日、その生みの親が友達だと知りました。大学時代の同期で、「アド街」「どっちの料理ショー」など人気テレビ番組制作会社社長の菅原さん。


 「軽井沢に行くのに、峠の釜飯があるでしょう。清里に行くのに、なにか楽しめる駅弁ないかなと」と菅原さん。テレビ制作陣と必死に考えたそうです。


「せっちゃん、あのそばなら訪ねてよ。その後どうなってるかな?」


 菅原さんのご学友は、「元気甲斐」の製造元、丸政の名取社長に温かく迎えられました。

「いやー小さな駅弁屋が、菅原さんのお蔭で、ヒットも生まれ、、、有難かったです
ね」

 その後もおいしいもののヒットがつづき、「元気甲斐」も順調の伸び。この日はもう売り切れてましたが、ほのぼのとした気分で帰ってまいりました。一度お求めになってみてください。お土産にも喜ばれると思います。なにか手作りの人の温かさが伝わるおべんとうです。

                 
 


 さて原田泰治美術館では、永六輔さんと小林啓子さんを迎えて、「楽しいおしゃべりコンサート」。客席で久しぶりに楽しんでまいりました。永さんにはご挨拶だけ済ませて帰ってきましたが、あとで飯田へ向かった永さんが警察の補導にあったと伺い、大笑いでした。


 永さんは翌日、飯田から松本へ高速バスに乗られたそうです。松本で降りたのに、そこは高速松本停留所。駅は遠く、畑の真中。まして携帯がお嫌いで伝える手段もなく、一台くらい空車あるだろうと、高速道路へ数歩。高速機動隊に御用!


 あの旅の達人も高速バスのご経験はほとんどなかったのだと、、、、
このお話しもほのぼの楽しく、伺いました。

                

                                      (2006.3.6 写真も 小林節子)


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小林 節子


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