
天気予報は「週末は雪」。その予報を見事に裏切り、曇天の東京をあとにすると、中央高速の行く手は明るく、99歳の父が「動いてみなければ、わからないよね」。まさにその通り。父がよく描いていた甲斐駒がくっきりと、姿を見せてくれました。
10年前から近くにお住まいのパッチワーク作家の石倉絹子さんも、「10年住んで、こんなに雪の少ない冬は初めてですよ!」。確かに雪は少ないのですが、「自然は芸術家!」の証明を、今回はしっかり見せていただきました。
その一。
道の傍らに、彫刻がどこもかしこも並んでいます。遠くから見ると、何? 石? 近くに行くと、、、ご覧ください! 風が作った見事なオブジェ! 様々な形で、飽きもせず、車を止めては楽しみました。

その二。
25日朝、車のフロントガラスにできた氷の結晶! 少し走り出すと、すぐに幻のようにとけてしまったのですが。雪はなくとも、戸外は零下になっていたのでしょう。帰って、車を降りてすってんころり。雪解け水と思いきや、道も氷の結晶でした。
春はやってきています。20号線にある中山植物園。春を告げる雪割り草が、可憐な花を咲かせていました。雪の中から顔を出し、春が来ると早々に姿を消してしまう春を告げる妖精を見てから、遅まきながら我が家も玄関にお雛様と桃の花を飾りました。

我が家のは、木目込み立ち雛ですが、最後に、下倉さんからいただいたこの雛を、皆様に。松本に行った折、雪の中で出会った道祖神のお雛様だそうです。暖かくなったら、信州の道祖神めぐりいかがですか? どこかで会ってくださいませ。そしてどこだか教えてください。 素敵な雛の宵を!

PS
25日原稿書き終えて、さて26日起きましたら〜〜〜雪です! 嬉しいようなとまどったような私の姿ご覧ください。でも春の雪。雪にも季節があることを知りました。水分を沢山含み、重く重く降り続け、、、翌日は水に姿を変えていきます。もう氷にはならない季節の雪でした。
(2006.2.27 写真も 小林節子)
【バックナンバー】
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第4回 寒いほうが知恵がはたらく? (2006.1.30)
第3回 二十日正月は原村でのんびり! (2006.1.23)
第2回 祭りは年寄りの知恵の伝承 (2006.1.16)
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第8回 自然は芸術家!
小林 節子

